プロローグ -真由子と私の純愛

 

私達は寝取られ夫婦です。

私はもてないタイプの男で、背も低く、顔もたいして良くありません。

スポーツも苦手でオタク気質な、まじめなだけが取り柄の典型的な冴えないタイプの男です。

大学を中退して、その後苦労して資格を取りましたが、地位や収入も人並みです。

 

ですから真由子のような魅力的な女の子が、私と結婚してくれたことは、私の人生で最大の喜びでした。

私は真由子と出会った時から、なぜか真由子から目を離せなくなり、そして二ヶ月後には思い切って告白したのです。

 

真由子は、私の真面目で誠実な性格を好きになってくれたのだと思います。

私は最初から、自分にはこの人しかいないと思っていたので、付き合い始めて3ヶ月後には早くも真由子にプロポーズをしていました。

真由子は、今すぐには無理だけど、と前置きした上で、「わたしも昌くんと結婚したいと思ってる」と答えてくれたのです。

そしてその夜、真由子は私に処女を捧げてくれたのです。

それは、私が22歳の時、そして真由子が19歳の時でした。

 

それから12年が経ち、私達は幸せな夫婦です。

子供にも恵まれ、長女の早紀はもうすぐ3歳になります。

私達は仲の良い評判のおしどり夫婦で、中堅企業で働く真面目な夫と、おっとりした性格の美人の妻は、誰から見ても理想の夫婦かもしれません。

 

けれども、私達には秘密があります。

それは、夫と妻の下半身の関係が、とてもアンバランスだということです。

 

私はモテないタイプですので、

真由子と出会うまでのセックスの経験も、高校の頃に付き合っていた女性だけで、それも一度しかしていません。

真由子と出会ってからはもちろん、私は真由子ひとすじに愛してきましたので、私の女性経験は二人だけということになります。

(本当のことを言えば、真由子に出会う前の若い頃に、風俗で年上の女性に最後までしてもらったことがあるのですが、このことは真由子には黙っています。)

 

しかし、真由子の男性経験は、70人を越えているのです。

これは私が知っている範囲なので、ひょっとすると、もっと多いかもしれません。

真由子は19歳の時に私に処女を捧げてくれて、その後はずっと私の恋人であり、妻でいてくれたはずなのに、どうしてこんなことになってしまったのでしょう。

 

そして、長女が生まれ、人の親になった私達ですが、本当の事を言えば、真由子は早紀の母親ですが、私は早紀の父親ではないのです。

 

私が真由子に出会った頃、私は真由子との結婚を望み、真由子との間に子供を作って理想の家庭を作りたいと夢見ていました。

私の願いは叶い、確かに私は真由子と結婚することができました。けれど、真由子が産んだのは私の子供ではなく、私ではない男性が真由子と結ばれて出来た子供です。

 

どうしてこんなことになってしまったのでしょうか。

 

まだ19歳だった真由子が、今すぐは無理だけど、と前置きして私のプロポーズを受け入れてくれた日。

それは、私の人生で最良の日でした。

そして、その夜は、私にとっては人生で最高の夜でした。

大好きな真由子と、初めてのセックスをすることが出来たのですから。

けれども真由子は、その後、もっともっと良い夜を、何人もの違う男性と過ごしてしまったのです。

 

 

真由子が私のプロポーズを受け入れてくれた日から、結婚して早紀が産まれるまで、私が見て来たのは、男と女の現実でした。

容姿も学歴も人並み以下の私ですが、男としても人並み以下であることを、私は次第に思い知らされました。

私の股間の12センチ程度のものが、他人と比較して小さいということに気付いたのは、真由子と付き合い始めてからずっと後のことだったのです。

 

幸せなプロポーズをしてから二年ほどの後、幸せな恋人時代を過ごしていた私と真由子の間に、小さな事件が起きました。

その事件とは、真由子のパンツの中に、ほんの15、6センチほどのものが入ってきてしまったというだけのことでした。それは私の股間のものにくらべて、ほんの3、4センチ大きいというだけの違いでした。

けれども、そのほんの3、4センチが、私には絶対に届かない距離として、私と真由子の間に埋まることのない溝を作ってしまいました。

そしてその溝は、私と真由子の間で、どんどん大きくなっていきました。

 

男と女の現実。

それは、真由子は男なら誰もが魅力を感じるいい女で、

私はそれに釣り合わない冴えない男だということでした。

そしていい女は、どこへ行っても、男達の欲望の目にさらされるという現実でした。

 

そしていったん服を脱いでしまえば、私よりも他の男の方が、真由子に「良い夜」を過ごさせることが出来るという現実でした。

私はそれでも真由子のことをあきらめることが出来ず、真由子も私との愛情をいちばんに選んでくれました。

 

けれども、それでも私達は、男と女の現実からは逃れることが出来ませんでした。

それは下半身の現実です。

いい女は、たくさんの男から求められ、その中から強くて魅力的な男との間に子孫を残す、という自然界の法則です。

現実はその通りになり、真由子は何人もの魅力的な男性に愛されて、私以外の男性の子供を産んだのです。

そして私も、その事実を受け入れることしか出来ませんでした。

 

私達は、評判のおしどり夫婦です。

周囲から見れば、安定した仕事を持ち、美人の妻と、かわいい娘に恵まれた私は、理想の家庭を手にしているように見えるでしょう。

けれども、その理想の妻である真由子の股間には、夜になれば、夫ではない男性のものが、何度も挿入されているのです。

 


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