酔いつぶれた彼女はトイレの中でパンツを降ろされ……

 

まずは、真由子が最初に他人に寝取られてしまった時のことからお話したいと思います。

当時、真由子は21歳。

大学を中退した私と違い、真由子は真面目な優等生タイプで、当時真由子はとある大学の3年生でした。

景気の悪い時期でしたので、まだ就職や将来の進路も決まっておらず、私は時折、就職活動についての真由子の相談に乗っていました。

 

その時、私と真由子は付き合い始めて二年ほどがたっていました。

私と真由子は近い将来の結婚を考えていましたから、お互いの進路についても真剣でしたが、真由子は自分のキャリアについても熱心に考えており、また仕事やチャンスの多い東京に行きたいと望んでいて、地方に残りたい私との間に考え方のギャップがありました。

けれども、私にとっては真由子と一緒に暮らすことが最優先ですから、真由子が行きたいのであれば、東京でも一緒に行くと約束していました。

 

お互いに社会人として一人前になり、やっていける自信がつけば、その時には結婚しようということで、たとえ不景気な時代でも私達は希望にあふれて、幸せな恋人時代を過ごしていました。

お互いにまだそれぞれ別々に住んでいましたが、毎日会って、そして週末には真由子のマンションの部屋に泊まって愛し合っていました。

真由子の身に、事件が起きてしまったのは、そんなふうにして希望を胸にお互いを信じて、未来を夢見ていたそんな時でした。

 

真由子は、とある飲み会に参加していました。

それは、大学のいくつかのサークルで企画された、先輩たちを招いて行われた就活セミナーの一貫のイベントで、他の大学の学生も参加し、社会人の先輩たちの話を聞いてアドバイスをもらい、交流を広げるようなものだったようです。

そして、そのイベントの後に行われた飲み会に、真由子は参加していたのです。

同じ大学や、サークルのメンバーも参加していましたが、もともと真由子は人付き合いが苦手で、友人が多くありません。他の大学の学生や、先輩たちが参加する中で、ほとんどが知らない人だったようです。

 

そして真由子はお酒が強くありません。

強くないのに、周囲に合わせて飲んでしまうので、酔いつぶれてしまうことが多いのです。

その後、結婚してからも真由子はお酒の失敗を何度かしていますが、当時付き合っている時にも真由子がお酒に弱いことはわかっていたので、本当はこの日も私が付き添うべきだったのです。

 

けれども大学を中退して現場で働いていた私にとっては、こうした学生の集まりは世界が遠く、気後れして参加できませんでした。

そして私は、ちょっとだけ飲み会に参加するから、と電話してきた真由子に、くれぐれも飲み過ぎないように、と注意するだけで、家でテレビを見ながら連絡を待っていました。

 

けれども、その連絡は結局一晩中来ませんでした。

結局真由子は、ちょっとだけ参加するはずが、二次会にも残り、そこでも周囲にすすめられるままにお酒を飲んだ結果、気分が悪くなって酔いつぶれてしまったのです。

 

人付き合いが苦手で、にぎやかな場にはあまり出て行かない真由子が、どうして二次会まで参加したのか、私は今でも不思議に思います。きっと真由子は、男性にちやほやされて、もてていたのかもしれません。そして、普段あまり男性の目を意識しない奥手な真由子は、舞い上がってしまったのでしょうか。

 

酔いつぶれた真由子は、気分が悪くなって吐いてしまい、他の参加者の人に介抱されていました。

そして飲み会が終わり、終電の時間が迫る頃、参加していた男性の一人が、真由子を抱きかかえていました。

その男性は他の大学の学生で、真由子よりもひとつ年上で、つまり私よりもふたつ年下でした。

その男性は真由子を親切に介抱し、飲み会の場所からひとつ先の駅まで、半分意識のない真由子を抱え、付き添って電車に乗せました。

真由子はろれつの回らない声で「もう大丈夫だから」と言いますが、傍目にはとても歩ける状態ではありません。

 

就活セミナーといっても、サークル主催の気軽なものなので、真由子は普段着です。

季節も初夏だったので、Tシャツの上にパーカーといったようなラフな格好でした。

でもそのTシャツも、ところどころが真由子が自分で吐いたもので汚れてしまっています。

男性はそんな真由子の腕をつかみ、肩を抱えて歩いていきます。

 

男性が、本当に真由子を心配して家まで送ろうとしていたのか、それとも真由子のことを狙って付き添っていただけなのか、それはわかりません。

けれども、飲み会の後に、この男性が真由子と一緒に付き添うことになった流れは、想像がつきます。

つまり、真由子はこの男性に「お持ち帰り」されてしまったのです。

 

最寄りの駅で電車を降り、真由子の身体を抱きかかえながら、男性は欲情を覚えていたのに違いありません。

そして、酔いつぶれて思うように歩けない真由子が、再び吐き気を覚えて「気持ち悪い……」と言うと、男性の目に道ばたの公衆トイレが目に入ります。

それは駅から少し歩いた場所にある、ドラッグストアのトイレでした。

私達の住んでいた地方の町では、駅から少し歩けば人通りは少なくなります。そしてドラッグストアの広い駐車場の裏手にある公衆トイレを、この時間に利用する人はいません。

駅のトイレではなく、少し離れた人気のないドラッグストアのトイレを選んだのですから、男性の目的はひとつだったはずです。

 

真由子は男性に抱えられて、ドラッグストアの駐車場を裏手へと歩いていきます。

そして建物の裏手へたどりつくと、アルミ製のドアがギギっと音を立てて開き、そしてがちゃんという音とともに閉まります。

 

真由子はその中で、たくさん吐いたに違いありません。

けれども吐いてしまった後、真由子のまだ匂いの残る口は、介抱していたはずの男性のキスでふさがれました。やがて狭いトイレの中に、「んん、んん……」という真由子の切ない声が響き、そして真由子はそれから2時間余りの間、そこから出てくることはなかったのです。

 


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